書いた記事が検索結果の2ページ目に沈んでいた日のこと
その日の朝、いつものようにコーヒーを入れて、パソコンを開きました。
何気なく、自分が先週書いた記事のキーワードで検索してみたんです。
「そろそろ1ページ目に顔を出してくれているかな」
そんな淡い期待を抱いて、画面をスクロールしました。
……ない。
1ページ目を最後まで見ても、自分の記事はどこにもありません。
「あれ、検索のしかたが違ったかな」と思って、もう一度キーワードを打ち直しました。
それでも、やっぱりない。
ようやく見つけたのは、2ページ目の真ん中あたりでした。
2ページ目という場所の、静かな現実
見つけた瞬間は、ほっとしたのと同時に、胸のあたりがきゅっとなりました。
「あ、ちゃんと存在はしてるんや」という安心と、
「でも、ここまでは誰も来てくれへんよな」という現実が、同時に押し寄せてきたからです。
検索結果の2ページ目は、不思議な場所です。
消えてはいないのに、ほとんど誰にも見つけてもらえない。
書いた本人だけが「ここにあります」と知っている、静かな場所です。
その日はしばらく、画面の前でぼんやりしてしまいました。
記事を書いた日のことを思い出した
落ち込みながら、ふと、その記事を書いた日のことを思い出しました。
あの日は、休日の午後をまるごと使って書いた記事でした。
調べ物をして、構成を考えて、書き直して、タイトルも何パターンも出して。
「今回はいい記事が書けた」と、わりと本気で思っていたんです。
だからこそ、2ページ目という結果が、余計に重たく感じられました。
でも、そこで気づいたことがあります。
順位が低いことと、記事の価値が低いことは、同じではないということです。
落ち込んだあと、冷静に見直してみた
少し時間を置いてから、気持ちを切り替えて、記事を見直してみました。
責めるためではなく、「どこに伸びしろがあるかな」と探すつもりで。
すると、いくつか気になるところが見えてきました。
タイトルが、自分の言いたいことを優先しすぎていた。
読む人が検索窓に打ち込む言葉と、少しズレていたんです。
冒頭の数行で、何の記事なのかが伝わりにくかった。
書いた本人には分かっていても、初めて来た人には少し遠回りな入り口でした。
同じテーマで、すでに上位にいる記事の存在感が大きかった。
ここは正直、一朝一夕には埋まらない差です。
こうして書き出してみると、「ダメな記事」ではなくて、「まだ整えられる記事」だと思えてきました。
1ページ目の記事を、あらためて読んでみた
もうひとつやってみたのが、1ページ目に並んでいる記事を、読者の気持ちでじっくり読むことです。
ライバルとして眺めるのではなく、「この人はなぜ、ここに選ばれているんやろう」という目で読んでみました。
読んでいくと、上位の記事には共通点がありました。
- 知りたいことに、最初の段落でちゃんと答えている
- 見出しを読むだけで、全体の流れがつかめる
- 書き手の経験や、ひとことが入っている
どれも、特別なテクニックではありません。
「読む人のほうを向いて書いている」というだけのことでした。
これは耳が痛かったです。
自分の記事は、読む人より、書いた自分のほうを向いていたかもしれないな、と。
その日にやった、小さな修正
その日は、大がかりなリライトはしませんでした。
気持ちが乱れているときに大きく直すと、かえって迷子になりやすいからです。
やったのは、ほんの小さなことだけです。
- タイトルに、検索されそうな言葉を自然に入れ直した
- 冒頭の3行を、結論から始まる形に書き換えた
- 見出しを、中身が伝わる言葉に整えた
たったこれだけです。
でも、手を動かしたあとは、不思議と気持ちが軽くなっていました。
「沈んでいた」という出来事が、「ここから整えられる」という出来事に変わったからだと思います。
順位は、その日の天気みたいなもの
検索順位は、毎日少しずつ動きます。
上がる日もあれば、下がる日もあります。
何度かそれを経験して、いまは「順位は、その日の天気みたいなもの」と思うようにしています。
晴れの日に浮かれすぎず、雨の日に沈みすぎず。
できるのは、傘を用意して、また歩き出すことくらいです。
2ページ目に沈んでいた日は、確かに少しへこみました。
でも、その日があったから、自分の書き方を見直すきっかけをもらえたのも事実です。
同じ経験をした人へ
もし今、あなたの記事も2ページ目や3ページ目で静かにしているなら、それは「失敗」ではなくて、「まだ途中」というだけだと思います。
書いた記事は、ちゃんとそこに存在しています。
見つけてもらえるように、少しずつ整えていけばいい。
それだけで十分、前に進めています。
今日もコーヒーを片手に、順位をそっと確認しながら、ゆっくりやっていきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ここまで読んで頂き、ありがとうございます
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