SEOのことを考えていると、どうしても「検索エンジンに見つけてもらうこと」と「検索エンジンに評価されること」を同じように考えてしまうことがあります。
でも本当は、この二つは少し違うものなのだと思います。
クロールされることは、まず存在に気づいてもらうこと。
評価されることは、その存在に意味があると判断されること。
ブログを書いていると、記事を公開しただけで、どこか安心してしまうことがあります。
「これで検索に出るかもしれない」
そんなふうに思うのですが、実際には公開しただけではまだ入口に立っただけなのかもしれません。
検索エンジンのクローラーがページを見に来る。
文章を読み、リンクをたどり、構造を確認する。
そこでようやく、その記事は検索の世界の中に入っていきます。
けれど、クロールされたからといって、すぐに高く評価されるわけではありません。
ここに、クロールと評価の境界線があります。
見つけてもらうことと、選ばれることは違う。
存在していることと、役に立つと思われることは違う。
ブログを書いている側からすると、この差は少し厳しく感じます。
一生懸命書いた記事でも、検索結果に出てこないことがあります。
インデックスされても、順位がつかないことがあります。
それはまるで、部屋の中にちゃんと本を置いたのに、誰にも手に取られないような感じです。
でもそこで考えたいのは、検索エンジンはただ記事の存在だけを見ているわけではないということです。
その記事が何について書かれているのか。
他の記事と比べて、どこに違いがあるのか。
読んだ人にとって、少しでも答えや気づきがあるのか。
そういうものが、少しずつ評価につながっていくのだと思います。
クロールは入口。
評価は、その先にある判断。
だからSEOでは、まずクローラーが迷わないようにすることが大切です。
記事同士を自然にリンクでつなぐ。
タイトルと本文の内容をずらさない。
読みやすい構成にする。
不要に似たような記事ばかり増やさない。
こういう地味な作業が、クロールされやすさにつながっていきます。
ただし、それだけでは足りません。
評価されるためには、その記事を読む理由が必要になります。
同じテーマでも、自分の考えが少し入っているか。
ただ情報を並べるだけでなく、読んだ人が理解しやすい流れになっているか。
古い内容のまま放置されていないか。
そういう部分が、じわじわと差になっていくのだと思います。
SEOは、すぐに結果が出るものではありません。
クロールされた。
インデックスされた。
でも順位はつかない。
そんなことは普通にあります。
そこで焦って記事を量産するよりも、ひとつひとつの記事がちゃんと意味を持っているかを見直すことのほうが、大事な場合もあります。
検索エンジンに見つけてもらうための道を整える。
そのうえで、見つけてもらったときに評価されるだけの中身を置いておく。
この両方がそろって、ようやくSEOは少しずつ動き出すのかもしれません。
クロールと評価の境界線は、目には見えません。
でもブログを書いていると、その線の存在を感じることがあります。
記事はある。
でも届かない。
見られているはずなのに、選ばれない。
その悔しさの中に、次に直すべき場所が隠れているのだと思います。
SEOは、検索エンジンとの静かなやり取りのようなものです。
こちらが記事を置く。
クローラーが見に来る。
検索エンジンが判断する。
読者が選ぶ。
その流れのどこかで止まっているなら、そこを少しずつ整えていくしかありません。
クロールされるためのブログ。
評価されるための記事。
その二つは似ているようで、やっぱり違います。
だからこそ、記事を書くときはただ増やすだけではなく、検索エンジンにも読者にも「ここに読む意味がある」と伝わるものにしていきたいです。
見つけてもらうだけで終わらない。
見つけてもらった先で、ちゃんと残る記事にする。
その境界線を意識することが、SEOの地味だけれど大切な一歩なのだと思います。
ここまで読んでくれて、ありがとうございます
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